動脈硬化にはいくつかの種類があります。細動脈硬化もその一つです。細動脈硬化とは、直径100~200ミクロンくらいのとても細い動脈に起こる症状で、腎臓や目の網膜、脳、などに起こります。細動脈硬化の原因は、高血圧による影響だといわれています。高血圧が進行して悪化すると、細い動脈はつっぱた状態で収縮します。突っ張ったままで収縮を繰り返した動脈の壁は傷つきやすくなります。その結果、血液中の成分がしみこみやすくなり、壁を形成している繊維成分が溶けたり、死んでしまったり(壊死)するのです。この状態のことを「フィブリノイド変性」といいます。この状態の動脈は弾力性が無くなり、瘤状に膨れ上がる部分ができてもろくなってしまいます。そしてその腫れあがったコブから出血したり、血栓ができたりします。その結果、動脈がつまり、他の病気を引き起こす原因になります。
